わたしの召命ものがたり① ~Sr.三輪和子~
2016年11月27日 | CATEGORY - 召命
Q:シスターがお生まれになったのはどんな時代でしたか?
― 昭和6年。平和な時代だったと思う。父親の仕事の関係で朝鮮半島で生まれました。
Q:どのようなご家族でしたか?何を大切にされていたでしょうか?
― 7人兄弟で、教育熱心な家庭でした。わたしが6歳の時に日本に帰ってきました。
Q:カトリックとの出会いは?
― 祖父の葬儀が教会であって、その時に初めて自分が幼児洗礼を受けていたことを知ったのです。それから日曜学校に行ったり、白百合に5年生の時に転校してシスターから公教用理を教えていただき、初聖体を受けました。
Q:礼拝会との出会いは?
― 女学校の時に萩に疎開しました。それまで信仰から遠ざかっていたのですが、近くに教会があって、通うようになりました。神父様の指導で毎日ミサに与り、聖体訪問をしている時に礼拝会の存在を知りました。
Q:礼拝会に入会する決め手となったことは何ですか?
― 当時、教会の司祭の聖体に対する熱心さに心を打たれていました。教会の手伝いをしているとき、「修道院案内」という本に出会い、「礼拝会」を知りました。礼拝会は「聖体礼拝」と「女性への奉仕」がカリスマであるという事で、私自身も母親を早く亡くしていたので、辛い思いをしている若い方々のために働きたいという気持ちが沸き上がったのを覚えています。
Q: 今 礼拝会の召命をどのように生きていますか?
― 日々聖体の恵みに感謝し、聖体の神秘を悟る恵みを願いながら、女性たちのため、共同体のために祈っています。
Sr.三輪は長い間、ボリビアへも宣教に行かれておられました。次回はそのお話も伺いたいと思っています。