みことばのわかちあい
2016年6月27日 | CATEGORY - 共同体
「みことばを聴き、黙想する。それはわたしたちが神の神秘に浸透し,歴史の中に現存するキリストを見出すのを助ける。そのみことばに照らされて
救いの計画を共同体で識別し、聖霊と共に世界の変容に協力する。」(会憲49)
私の共同体では週に一回、「みことばのわかちあい」があります。
共同体には、様々な年齢、仕事、性格、価値観のシスターたちがいます。
そんなシスターたちが、イエス・キリストを中心にして共に生活しています。
みことば(聖書の言葉)を分かち合うとは、「自分がみことばをどの様に感じ、受け止めて、行動したかを表明すること」だと私は思います。
同じ聖書の個所を読んでも、それぞれ心を打たれるところは違います。
イエスの温かさ…正しさ…強さ…繊細さ…などなど、お互いに、イエスから頂いたお手紙、時には抱擁を打ち明けます。
だから時々私は、どのように表現すればいいか迷ってしまったり、勇気が必要だったりします。
分かち合いを聴きながら、励まされたり、時には支えあったり、私たちにはとても大切な時間です。